それでは具体的に補助金業務での行政書士の業務とは何なのかです。

補助金申請のおさらい

先のブログで補助金申請には具体的には以下の役割を行政書士が担うとお伝えしました。
・事業計画の策定サポート(コンサル)
・経営計画書の作成
・事業計画書の作成
・補助金申請に必要な添付書類などの収集
・申請代行(オンライン申請・郵送申請など)

特に以下の2つの書類作成が経営者の方にとって非常に悩ましいのではないかと思います。
・経営計画書の作成
・事業計画書の作成

その他の以下もなかなか大変です。
・補助金申請に必要な添付書類などの収集
・申請代行(オンライン申請・郵送申請など)

実際にやってみて「電子(オンライン)申請なのにちっとも簡単じゃないじゃないか」との感想を持たれる方も多いのではないかと思います。
申請によっては行政書士が隣に座ってあれこれサポートしても電子申請だけに3時間くらい掛かってしまうものも少なくありません。

申請が採択された後の流れ

申請後の流れは以下です。
・申請が採択される
・対象となる補助事業を実施する
・中間報告を行う(不要な場合もあります)
・概算払い請求をする(ないものもあります)
・補助金の概算払い分を受給する(ないものもあります)
・実績報告書を作成し提出する
・補助事業終了後の事業化報告を行う
・補助金を受給する

上の流れをご覧になって「申請後の方が申請そのものよりももっと大変じゃないか」との感想を持たれる方も多いかと思います。
はい。私もそう思います。
それもこれも、過去にやらかした人たちのせいかも知れません。

補助金情報の収集

更に補助金の情報は官公署や各自治体などのホームページでこっそりと案内され、そしていつの間にか募集が終了してしまいます。
補助金業務を中心に取り扱っている行政書士(他の士業も含めて)は多くはありません。
その為、他の業務と比較して参考となる書籍などが充実しているとは必ずしも言えないと感じられます。

補助金業務を取り扱う行政書士ですらそう感じてしまうのですから日々の業務でお忙しい経営者の方々に取っては敷居が高いのだと思います。

ご参考までに補助金業務を取り扱う行政書士が行っている情報収集元をご案内いたします。
・中小企業庁のホームページ
・地元自治体のホームページ
・ミラサポplusのホームページ
・J-Net21のホームページ
・同僚の行政書士の開く勉強会

なんだか敷居が高く感じられるでしょうか。

情報収集して申請してその後の手続きを全部自分でやるのはなかなかハードルが高いでしょう。
それなら専門家に聞いた方が早いし確実です。

「行政書士入江登喜夫事務所のホームページ」