これまでのブログとはちょっと毛色が違いますが、私の目的の「地域貢献」のために身に着けた防災に関する基礎知識についてご説明致します。
まず防災とは
自助、共助、公助です!
なんだか良く分からないですよね。例えるならこうです
防災では 防犯では
自助 護身術
共助 地域見守り
公助 おまわりーさん!
今でも色あせない先人の言葉ですが。。。
彼を知り己を知れば百戦殆からず~孫子・謀攻編~
その後に続く言葉は 彼を知らずして、己を知れば、一たび勝ちて、一たび負く。彼を知らず、己を知らざれば戦うごとに必ず敗る
ご自身とご自身の環境を知りましょう
もちろん、大切なご家族も含めてです
地域環境を知りましょう
公的な手助けはその後でやってきます
ドラマなどで有名になった72時間の壁
消防や自衛隊が助けにやってくるのはおよそ7日後
72時間(3日間)の壁は公助では乗り越えることが難しい
ではどうしたら良いのか?
そこで自助と共助です
ご自身とご自身そしてご家族の環境を知りましょう
是非ご自身の環境を整理して下さい。
ご自宅の環境は?ご勤務先の環境は?ご家族の環境は?パート先、学校、幼稚園などは
・地震に強い?弱い?
・水害(暴風、洪水、高潮、津波)に強い?弱い?
・火災に強い?弱い?
・テロとか大丈夫?
意外に知らないことが多いですよね
ご家族の方と雑談してみて下さい
勤務先、パート先、学校、幼稚園などは
・どんな場所にあるの?
・その建物の何階にいることが多いの?
・通勤、通学路ってどこ使ってるの? などなど
地域のことも知りましょう
被災した時の避難所、避難場所は?
災害の際に家族と再会する場所にもなります
「何かあったら避難場所に行くからね」
携帯電話が通じなくても再会の可能性が高いですね
ちなみに避難所や避難場所は市町村の防災マップ見たら記載があります
地域によっては「ハザードマップ」って言ったりします
地名も大切です
旧地名を知ることで災害を予防・軽減することができるかも知れません
ニュースなどで有名になったのは蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)
その後の地名は八木
旧地名知ってたら住んでないですよね
何気なく使ってる地名に先人の伝えたい事が含まれていたりします。谷、洲、窪、竜など
渋谷 水はけ悪そうな名前
八重洲 もとは波打ち際
荻窪 窪地だから水はけ悪そう
天竜川 竜のごとく水が荒れ狂う
場所についての環境について付け加えるなら、新しく出来たJRの駅は概ね水に弱いと言えます。なぜならその場所はほとんどの場合、元は沼などの使い勝手の悪い広めの場所だからです。移転した後の現在の博多駅も水害で有名になっちゃいました。
暗い話だけじゃなくて良い話もしましょう
淡路島北部を震源とする阪神淡路大震災の際に時系列で、こんな事がありました。
震源地の真上にあった淡路町(現在の淡路市)
地震が起きたのは朝5:46
多数の方の生活では寝てる時間帯
淡路町は漁業でも有名
漁師の方は早起き
港で大きな揺れを体感
ふと自分の家の方を確認するとつぎつぎに倒壊していく自宅や近所の家
ここで威力を発揮したのが共助
「この家は4人家族だけど1人見つかってないぞ!」
「この家の寝室は2階のここだから先に掘り出せ!」
次々に救助されていくご近所様
地域の密接な付き合いが多くの方の命を救ったそうです
まとめ
・ご家族と雑談しましょう
・もうちょっとで良いからご近所付き合いましょう
・旧地名とかにも興味を持ってみませんか?
そんな私は地域貢献したくて行政書士事務所を開業しています。
もしよろしかったら私のホームページにご来訪下さい。